うつ病で身支度ができないときに試したい、気持ちが楽になる工夫5選

うつ病関連

うつ病になったしまってから、今まで普通にできていた身支度ができなくなってしまった…ということはありませんか?

私は外出前の身支度全般ができなくなって非常に困った経験があります。

そんなときに私個人が役に立ったな~と感じた身支度方法をご紹介します。

うつ病になって身支度ができないときは何ができない?

身支度できないってどのレベルの身支度ができないの?と思われる方もいるかもしれません。

ほぼ全部できません。

わからない方のために何ができないか解説します。

私と同じ境遇のかたは「あるある…」と思いながら見ていただきますと嬉しいです。

歯磨きができない

まず歯磨きができません。

うつ病になると意欲の低下が著しいので、歯を磨く意欲がなくなります。

怠惰やさぼっているわけではなくて、「歯を磨く」という行為が本当に億劫になってしまうのです。

シャワーを浴びれない

シャワーにはいるのも疲れるので入れません。

シャンプーをして、リンスをして、ボディソープで体を洗って…までなら百歩譲って我慢できますが、そのあと髪を乾かさないといけない…、スキンケアしないといけない…とシャワーと合わせてしないといけないことが増えるのが本当に耐えられないと感じることが多いです。

メイクができない

男性にはあまり関係ありませんが、女性はメイクができなくなることもあります。

メイクも下地を塗ったりファンデーションを塗ったりその他にもいろいろ工程があります。

その工程が意欲の低下により面倒になってしまうのです。

また、メイクする=外出をするという行為につながるので私は出社前にメイクをするタイミングでお腹を壊すことが多かったです。

着替えができない

着替えもできなくなります。

気温に合わせて何を着たらいいのか、上の服になにを合わせたらいいのか選択することが出来なくなります。

私は症状がひどいとき、パジャマの上からスエットを着て外出していました。

外に出かけられない

準備が完了してもいざ外出となると身体が動かなくなることもありました。

出かけなきゃいけない時間になっているのに、身体が鉛のように重くなってしまい全く動けなくなります。

うつ病になって身支度ができないときの解決方法

上記のような状態でうまく準備ができない場合に私が実践していた妥協案を紹介します。

私のやり方だけが正解ではないので、私のやり方を参考にみなさんのやり方を模索してみてください。

マウスウォッシュを活用する

歯磨きができない場合はマウスウォッシュを活用すると良いです。

歯を磨かないよりかなり口腔内がすっきりしますし、時間も短くて済むので精神的負担が少ないです。

リンスインシャンプーを使ってみる

シャワーが面倒な場合、リンスインシャンプー等を使用して、工程を減らすことで面倒くささを減らすことが出来ます。

私はシャントリボディというものを使っていて、これは髪の毛・顔・身体とすべて一本で洗えるものでした。

お高めなのですが、シャントリボディを使うと一括で全ての工程が終わるのでかなり良かったです。

シャワー上がりのスキンケアはフェイスパック一択です。

化粧水、乳液、美容液…なんて塗っていられないので、大容量パックを顔に貼って終わらせていました。

髪は乾かしません。ドライヤーで乾かさなくてもキューティクルは死ぬかもしれませんが自分自身が死ぬことはないからです。

究極に面倒くさいときはドライシャンプーもありですが、お風呂に入っていない期間が二日以上だとさすがに入浴せずに人に会うのは抵抗がありました。

冬場の二日以内なら、ドライシャンプーをして帽子をかぶれば近所くらいならいける気がしますし、実際私もそうしていたことがあります。

日焼け止めと眉毛とチークリップで出かけよう

メイクはほぼしません。

ちょっとしたお出かけくらいなら、帽子をかぶってマスクをして出かけます。

多少人と触れ合うときは日焼け止め・眉毛・チーク・リップだけして出かけます。

チークとリップをする理由は血色の悪い顔を多少良くするためです。

私は調子の良いときに眉毛を整えるサロンに行っているので、眉毛の化粧をしなくてもある程度整っているので大変楽です。

お金に余裕があるときはまつげパーマもしています。

美容に多少課金することで日ごろの面倒くさいを消しています。

事前に『制服』を決めてしまおう

調子が良いときに出かける際の『制服』を決めてしまいます。

コンビニへ行くならこの服、少し街中に行くならこの服…といったように出かける寸前に考えなくていいように決めていました。

毎回同じ服でもいいと思います。

可能ならそれぞれ2パターンずつくらい考えてみてもいいかもしれません。

時には外出をあきらめよう

家を出る時間になっても外出できない場合は、あきらめることも重要です。

無理に外出して疲れ切ってしまうより、休息をしたほうがいいこともあるからです。

うつ病になって身支度ができないことを責めないで

身支度ができないことを責めないでください。

人生の中で一度も身支度ができなかったことなんてなかったはずです。

今まで当たり前にできていたことができないというのはそれだけ疲れてしまっているということです。

悪いのはあなたじゃないと自覚する

身支度できなくて悪いのはあなたじゃありません。

病気のせいでしょうがないと考えましょう。

リスケも悪いことではない

リスケすることも悪いことではありません。

あなたがあなた自身の体調やこころの調子と相談した結果で、それが最良の結果です。

無理して行っても後から後悔する可能性がある

無理して身支度を整えて外出してもそのせいで疲れ切って次の日に支障がでてしまったら元も子もありません。

疲れてしまって見たかったお店を見られなかったりするかもしれません。

後悔するくらいなら行かなくても問題ないでしょう。

まとめ

今回は「うつ病で身支度できないときに試したい 気持ちが楽になる工夫5選」を紹介しました。

少しでも身支度が楽になり、気持ちが落ち込むことなく外出できるようになることをお祈りしています。

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